京橋・宝町法律事務所

ガバナンス、内部統制、役員責任対策

ガバナンスとは?

「ガバナンス」という言葉を一言で明快に説明することは困難ですが、一般的には、 法人を「統治」する、という意味です。政府のことを英語でgovernmentと言いますが、いずれもgovern(統治する、支配する)と関連する言葉です。会社等の企業においては、何年か前から、「コーポレート・ガバナンス」という言い方が一般化し、ガバナンスという言葉が社会的に認知されました。その後を受ける形で、公益法人制度改革の際も、公益法人・一般法人におけるガバナンスの確立、という視点からの制度設計がなされました。要するに、法人(特に公益法人)におけるガバナンスとは、公益目的事業等の法人としての事業を確実に、かつ、効率的に運営し、また、法令・定款等を遵守し、財務内容の透明性・信頼性を高めるという目的を達成するため、 法人における機関(理事、理事会、監事、評議員、評議員会など)や事務担当部門の役割と責任を明確にし、それらの主体的な関与の下に、法人としての諸活動を整然と実施するための仕組みのことであり、その結果として、(官によらない)民間部門を担い手とする公益活動の増進を企図したもの、ということができます。

公益法人・一般法人におけるガバナンス

公益法人・一般法人におけるガバナンス面の規制は、主に一般法人法が規律するところですが、一般法人法は会社法を参考にして制定されたものであり、会社法におけるガバナンスは、前述した「コーポレート・ガバナンス」論の影響を色濃く受けています。会社すなわち営利企業におけるガバナンスと公益法人等の非営利法人のガバナンスを同様に規律すべきなのかは議論の余地があるところですが、まずは、一般法人法の要求するガバナンスを確立することが必要です。

当事務所では、制度改革に即応した公益法人・一般法人におけるガバナンスの確立のための諸施策の実施について、法人の皆様を支援いたします。